8/25/2010

どこを 見るか? /創造性トレーニング


いやー 毎日暑い!

飲まれる方は 日々ビール三昧 でしょうか?

いいなあ  ha ha ha  !

先日 あまり暑いから

メールに「 暑い 」ではなく 「 寒い 」という文字を入れて送った。

「 毎日寒いね! いまアラスカにいます。エスキモーの友人は元気です。 

もちろん ジョーク!! 

エスキモーの友人いないし。

すると 「 いつ帰ってくるの? 」と返信が。

いや まいったなあ! 

これからは ちゃんと伝わるジョークを考えなきゃ!


というわけで 

今回は 8月も20日を過ぎると 風の流れが転換し

秋の香りを帯びてきたので 

創造性について 一言。



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【 9つの ● を 紙からペンをはなさずに 最大4本の線でつなぐことはできますか? 】


ご存知の方も多いと思う。

ぜひ チャレンジしてください。

これは なにを どう見るか。。のテスト。



以前 企業のスケッチツアー講師をしていた頃

バスツアーで 帰りのバスの中 このテストをやってみた。

20数名中 2人の方が 大正解!!

(50〜80代の方々でした)

ふだんから 集中力はすごーい のだけれど

一点集中型 = どんどん中へフォーカスしてしまうタイプ

が多いのに気づいた。



アートに限らず どんな分野でも

全体を見る 部分を見る 角度を変える 外を見る

など 枠をはみだす脳を つくっておこう!



アインシュタインの名言;

あるときアインシュタインは 次の質問を受けた。

「 博士と 私たちその他大勢との 違いは何ですか? 」

「 たとえば 干し草の山から 針を探さなくてはならないとします。
  あなた方は たぶん 針が1本 見つかるまで探すでしょう。
  わたしは 針が全部 見つかるまで探し続けると思います。  」

また あるとき 同じ試験問題を 学生達に配り

「 問題は同じだが 今回は 答えがちがう 」

と いつも複数の正しいアプローチを模索していた という。



いつも 答えは 一つではありませんゾ。

これを推進するには 

なにか提示されたときに 「 別の方法はない? 」

ときいてみること。 かんがえてみること。


どうぞ お身体ご自愛ください。

8/13/2010

いつか



いつか 


そこに見えてくる


ふしぎなもの  



やってくるかもしれないし


なにも こないのかもしれない  


ただ


そのことのために 仕事をする  


自然に


こころのままに  


ただ


あるように ありたいのである




【 宮崎進 / 画家 / "NHK特集" より抜粋 】



シンつながりのせいか?・・・以前から気になる大先輩。
こころにしっとり浸透します。
この猛暑のなか 
日々坦々と 自分らしくいきましょう!

7/13/2010

創造性の4B



私は、ユニークなものが大好きだ!

視点を変えるトレーニングとして

いろいろな方法を取り入れてきた。

たとえば、

駅からの帰り道は必ずちがう道を通って帰る。

へやのあちこちに、メモとペンを置くなど。

多くの人がいつもよりひらめきやすい場所を

総称して【 4B 】という。

バー【Bars】、バスルーム【Bathrooms】、バス【Busses】、ベッド【Beds】。

つけ加えるなら、これにウォーキング、ジョギングといいたい。

よく見ると、ほとんどリラックスできる場所、爽快な気分になる場所ではないだろうか。

アルファ波が出てきたときかもしれない。。。確証はないけれど ^  ^

バーで思いついてコースターに書き、

バスで外の風景を見ながら暖かい風にのってアイデアが舞い込んできたり、

寝入り端にハッとビジュアルが見えた、という人もいますね。(霊ではなく、ここではアイデアです ^  ^ )

アインシュタインは、ヒゲ剃り中によくアイデアがうかび、

ベートーヴェンは、頭から冷水をかぶって脳を刺激したという。

自分のなかに新しい風をとり入れていこう!

ちょっとした工夫で、新たな発想転換がはかれることが楽しいし、

また、なによりリラックスした方が、創造性はふくらんでいくのだ。

いま、一番頭が冴える場所、さぁ、どこだろう??

それを考えるだけでも、ワクワク、ドキドキしてきます。

少なくとも、会社の会議室。。。ではない??

創造性について、

これからもう少し広く深く書きたいと思っています。

7/09/2010

こころ  mind










こころは 
これを欲しがったり 
あれを嫌ったり 
これにしがみついたかと思えば 
あれをはねつけたりする 


今、怒ったかと思えば 
すぐ喜んだりする 


こうして あなたは束縛される


だが、こころが何も望まず 
何も拒まないとき 


喜ぶこともなく 
怒ることもないとき 


何も好まず 
何も嫌わないとき 


そのとき、あなたは自由だ 


何であれ 
心が知覚するものに魅せられたとき 
あなはた束縛されている 


何ものにも魅せられることがなければ 
あなたは自由だ 


「 私 」がなければ 
あなたは自由だ 


「 私 」があるとき 
あなたは束縛されている 


このことを見極めなさい 
それはたやすい 


何にもしがみついてはならない 
何も拒んではならない 


(アシュターヴァクラ・ギーター 一説より)
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いまをじっくり体験し、
毎日クリェイティブに生きましょう! 
ただそれだけ。。。



6/28/2010

自由奔放






 
いのくまさん


スペインのジョアン・ミロ / Joan Miró もいいが、
猪熊弦一郎はとてもいい


昨日は初台のオペラシティ、ギャラリーへ


猪熊弦一郎;「 いのくまさん 」
香川出身の絵描き




1955年以降 アメリカへ渡ってがらりと作風が変わった
シンプルな線、点、いろ、かお、顔
いわゆる抽象画だ


絵本形式で 子どもから大人まで楽しめる
段ボールをタイトルカードにデザインした 
ユニークな展示形式もココロ躍った
多数のオブジェ


ユニークと感じるものには 昔から目がない


絵描きか、発明家のどちらになりたいか迷い
数学ができなかったので 絵描きになったという


壁画も多く残っている


スペインで見たミロの作品を思い出した
海辺の近くの真っ白いミュージアム


浜辺をキャンバスにして 
木の棒で描くミロの姿は 忘れられない


なぜ?
私も小さい頃 らくがきが大好きだったから
よく叱られたが 楽しかった


いまは 都会じゃできないけれど
海にいったら やってみよう
浜辺をキャンバスにして 
思いっきり


自由奔放
SOULが躍る ^ ^



6/08/2010

なろうとすること







昔 ある王に

その友人が尋ねていった



「 陛下、

ローマを征服されたら、

次はどうなさいますか? 」





 

王は答えた
「 シチリアが次の場所だな。そこは簡単に征服出来るだろう 」

「 では シチリアを奪った後は どうされますか? 」

「 それではアフリカに向かい そこを制圧しよう 」

「 アフリカの後には? 陛下 」

「 ギリシアの番だろうな 」



「 それら全ての征服の成果は どうなりますか? 」


王は答えた。

「 その時に 座って楽しむことが出来るだろうな 」


友人は言った


「 今 楽しむことは出来ないのですか? 」




これは「  自分への言い訳  」の物語


富を蓄えた後にと 期待する喜びや

不安や理想の未来は

今ここで 手に入れることが出来る

富を持つことは、快適な人生を

楽しむ手助けにな



 


しかし

物質的な富を持つだけでは

リラックスして 人生を楽しんでいく指標とは

なり得ない


 


内的世界や複雑な人間の感情を探求すると

ほとんどの人々が 「 在る 」ことよりも

絶えず 「 なろう 」とするため

苦しんでいることが



「 『 在るもの 』 から 『 在るべきもの 』への変化は

苦しみとなる  



「 妬み 」から「 妬みのない状態 」へ


「 悪徳 」から「 善良さ 」へ


「 無知 」から「 知的 」へ


「 不完全 」から「 完璧さ 」へ


「 世俗 」から「 聖なるもの 」へと 変わろうとするように


絶えず「 なろうとする 」ことは 数千年もの間


人類のマインドで続いているもがきである



 


あるがままのあなた自身を 抱きしめてあげることが

最初で最後のステップである



 

あなたは あなた自身でいなければならない


あなたが どうすべきかは重要ではない


あなた 何であろうと



あなたはユニークなの



宇宙が あなたを そのように作った


神が そのように あなたを作った


なぜ その仕事の 邪魔をするのか?


「 神に従う 」とは あなたがあなた自身であること


あなた自身であることが 悟りである













4/27/2010

Friendship  友情




ある友人と友情について議論をしていたら
ふとこの詩が浮かんだので
引用してみようと思った。



人間とは、面白くもあり、不可思議な生き物。
人間関係を長い眼で見て健全に、愉しく築いていくには
やはり自分の中の border  をはずし
ほどよい愛を与えていけばいいのだろう。



バランスが大事ですね。


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友情について。



 


君の友人は君の需(もと)めへの応え。
かれは畑。
君はそこに愛をもって種まき、感謝をもって刈り取る。
彼はまた食卓。 君の暖炉。
君は飢えてかれのもとに行き、平和を求めてかれを探すのです。



友がその考えを語るとき、恐れるな、君自身の心のなかの「否(いな)」を。
そして、またおさえるな、「然(しか)り」を。
また、友が黙するとき、君の心は止めてはいけない。かれの心に耳を傾けることを。


なぜなら友情にあっては、言葉なしに、すべての思い、すべての望み、すべての期待が生まれて、分かち合われるのです。
それも喝采を必要としない喜びのうちに。
君が友から離れるとき、歎いてはならない。
なぜなら、君がかれのなかで一番愛しているものは、かれのいないときにこそ明らかになるのだから。
山は、それを目指す者には、平野からこそ明らかに見えるもの。
そして友情には、精神を深めることの他にはどんな目的もあらしめるな。
なぜなら自らの神秘を顕わにする以外のことを求める愛は、愛ではなくて、投げ込まれる網にすぎない。




そして君の最良のものが友のためであるように。
もしかれが君の引き綱を知らねばならぬなら、君の満ち潮も知らせてやるように。
なぜなら、時間をつぶすための友を求めるなら、いったい友とは何だろうか。
時間を生かすための友をこそ常に求めなさい。
なぜなら、友とは君の需めを満たすもの。君の空虚を満たすためのものではない。
そして友情の甘美さのうちに笑いがあるように。そしてまた楽しみの分かち合いも。
なぜなら、小さな事柄の一滴のうちにも、心は自分の朝を見つけてさわやかになるのだから。





Kahlil Gibran  " The Prophet "  
カリル・ギブラン『預言者』

4/26/2010

Trust your feelings.




今から2012年までの数年間は、価値観の逆転が急速に起きる時代だといわれています。

20世紀は、競争、奪い合い、独占、弱肉強食、と言った価値観が支配した時代でした。
これらの価値観に違和感を感じている人が、急激に増えています。

新しい価値観は、
与えること。分かち合うこと。信じること。愛すること。

プラスの波動からはプラスのイベントを引き寄せます。
すべては内面から...ともいわれていますね。

物事が楽に自然体でスムーズに成就できれば、一番いいですね。

Trust your feelings.
「 直感を信じよ 」

その先、どんな存在になるだろうかと、わくわくドキドキしながら、
自分の内面に向き合っていこうと思っています。

3/15/2010

鏡 : Mirror















「 ミラー・ニューロン 」という細胞がある。


脳の中の鏡、という意味である。
他人の行為を、あたかも自分の行為のように映し出す
特性を持った神経細胞のこと。
時々、脳科学の話で飛び交っている。


この細胞は、人間のコミュニケーションに大きく関係しているそうで
そばにいる人が感動して胸がいっぱいになっていると
自分も自然に感極まり、胸が熱くなってくるとか、


一方、落ち着きがなく、怒りあらわに荒々しい人がそばにいると
自分の気持ちもわけもなく苛立ってくる、というように
他人の姿を映したミラー・ニューロンの活動は留まること知らず
互いに共感し、影響し合う脳の大きな特徴の一つである。


人は、ひとりでは生きていけないこの社会構造も心理世界もフォーカスしてみると
自分を映す鏡が他人を通して反映され
他人の心に映った自分の姿を通して、自分自身の本性を知ることができる。
ならば、
人との関係性を通して、さらに自分の個性を磨くこともできるのでは?


また、他人にとっては自分が鏡としての存在になるわけだから
できれば、互いに向上できるよう
自分が最高最善のミラー投影を演出すればよい。


つまり、
イライラした友人のそばで、しっかりにっこり笑い返せばいいのだ。^ ^
そして、言おう。
「 だいじょうぶだよ。 」


穏やかで、明るいイマジネーションを持って
自分のイメージを相手に投影し
相手を通じてさらに自分をのびやかに磨いてゆくのだ。


そうやってミラー・ニューロンの最大最善の効果が表れることになるのだろう。
さらにいうと、
いつも元気はつらつ、好奇心旺盛な人の近くにいるのも
このミラー・ニューロンを活性化させるらしい。


「 あの人のそばにいると、何だかホッとする、元気が出てくる。 」
そして、いつの間にかネガが消えて、どうして悩んでいたのかさえ忘れてストレス解消、いざ帰宅。
こういった経験は非常に多いと思う。
落ちこんだ友人を励ますには、自分の度量、キャパが問われそうだが、
元気はつらつな友人のそばにいた方が何倍も楽な感じがする。


まずはどちらも、意識して確認してみよう
脳の回路が予想以上に成長すること、間違いない。^ ^


最後に
親子の関係性の中でよくいわれていること。
「 現在の息子(娘)の心情は、過去のあなたの心情である 」と。



心情、投影の連鎖。
親子は互いに映し出し、反映し合っている。


身に覚えもあり、ドキッとする内容でもあるが
それを思えば、
やることは自ずと決まってくるのではないだろうか。



3/02/2010

Vancouver 2010




2010 バンクーバーオリンピック。


フィギュアで注目されたキム・ヨナと浅田真央。
美を昇華させるすばらしい演技だった。


キム・ヨナはなめらかで華麗な演技を
浅田真央はラフマニノフの重厚感ある「鐘」を表現した。


終了直後、浅田真央のことばから二人の差が歴然としている理由が解った。
涙をこらえ、がんばってインタビューに応えていた。


「 考えてしまって.... 」


今回二人を見ながら、内面表現に目を向けていた。
キム・ヨナが滑り始めてすぐに、自分らしい滑りを目指して
内面から確実に大きく成長したのだと驚いた。
以前、精神面ではとても繊細で、内気な少女が、
カナダ留学を経て、
陽気で明るい自分らしさと自信を取り戻したと伝えられていた。
2009年の結果が物語る。


欧米では特に、マインドトレーニングに力を入れるというが、
彼女も洩れずにトレーニングを重ねたのだろう。


おわかりだろうか。
全身全霊魂を向けて集中し打ち込む時には


「 無 」になる

「 無我の境地 」になれる

そして、最終局面では「 考えてはいけない 」


芸術も音楽もスポーツも
全て同じであろう、と思う。
実際に体験してみないと解らない世界ではある。


日頃の厳しいトレーニングを積み、
自己を高めて行くプロセスで徐々に昇華していくもの。


「 無 」を目指してその境地に達するものでもない。


到達点は、技術の向上ではなく
トータルで見る人間的昇華だ。


芸術も然り。
日々自分と向き合い、自分が何者であるかを問い、
みな意識的に歩いている。
目を見開いて進み、目的地へ到達する道筋さえ知っている。


わたしはわたしらしく、
いまを生きる、その姿勢がすべてを昇華させていくのだと思う。


すべては内面から充実する。
すべては内面から表れる。
魂はわたしであり、それを経験しようと努めているから
望むようなありかたをすればいい。


現在、巷でよく見かける成功論、自己啓発、問題解決論も
すべて内面から。


決して、自分らしさから遠ざかってはいけない。
与えられた使命は気づいているはずだ。


全ての体験と感動を生み出すために
崇高な輪の中に自ら入って
ほんとうの自分になればいい。


人生は冒険で創造的なのだから。


浅田真央、次に期待しましょう。
がんばれ!


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2010 遅ればせながらのブログ。。。
今年は私にとって冒険の年です。
どうぞよろしく。