4/18/2011

地震の影響で、美術展中止とは。。。!!




東日本大震災の影響で、海外の美術品を借りる展覧会の中止が相次いでいるようだ。


地震に原発事故が追い打ちを掛け、欧米などの美術館が作品や同行するスタッフの安全を考慮し、貸し出しを見合わせたためだ。


今月9日に開幕予定だった豊田市美術館(愛知県)の「ジョルジョ・モランディ」展は、
イタリア側が安全を懸念し、保険会社も「保険を引き受けるのは不可能」と判断したため中止が決まった。


東京では、三井記念美術館の「ホノルル美術館所蔵 - 北斎展 - 」が中止。
東京国立博物館の「 特別展 - 写楽 - 」などが延期・見合わせ。
横浜美術館の「 プーシキン美術館展 」が延期・見合わせ。


岡山県立美術館も22日から予定していた「トーベ・ヤンソンとムーミンの世界展」を中止。
童話「ムーミン」の原画など約130点をフィンランドの博物館から借りるはずが、
「日本で何が起こるか予測できず、貸し出しはできない」と連絡があったという。
「被災地から遠い場所なので安全」と再考を求めたが、方針は変わらなかった。

学芸員は「気持ちも分かるが、楽しみにしていた人たちのことを思うと残念」と話している。
(一部「 YOMIURI ONLINE 」より抜粋。)


このような風評被害は、目に見えない所で世界中いたるところで出ているのではないだろうか。

同じような影響を受け、調整に奔走している....! とカナダから先日、緊急一報が入ってわかった。
毎年、大学の学生を日本語研修+ホームステイで金沢に送っている大学に
カナダ州政府から助成金が下りず、さらに学生たちは旅行保険を断られている状況だという。

保険がなければ日本へ入国もできない。
関係の先生方は今もなお、悪戦苦闘を強いられているそうだ。

学生たちもかわいそうだが、先生方も年間スケジュール調整に奔走しなければならない。


一国の地震の影響力、裾野に次第に広がる波及力に底知れぬ危機感をもったのは
私だけではないだろう。



いま、国内のみならず、世界中でこのような風評被害が出てきている。
3.11以降続いている関東〜東北地域の大小地震数が約400も数えるなかで(過去最高だという)

みな自然の驚異を感じながら、内外の声と現状に耳を澄ませ、目を見開き、
沈静化をこころから祈っていることと思う。



国内では、停電や自粛体制が長期化するという予測のなかで徐々に、復興を考えてビジネスを再開しようというメッセージが流れている。
しかし、今までと同じ「 考え、ものの見方の構造 」では辛いものがあり、
先に動き出す人は、内面を変える必要があるだろう。



では、どのような内面の変化を起こし、意識を変え、世界(自分が見る世界)を変えていくのか?


それぞれの分野で、意識改革とともに、今後を見据えた業務上の改革も必要となってくるだろう。

フォーカスすべきは、有用かどうか(社会貢献度)、
特に当方は、事業準備中といういまだからこそこのスポットに光をあて、
やるべきものが明確に見えてきたいま、迷いがなくなった感がする。
もともと目指していたものが、よりクリアになったということ。


故に、前進するしかない。

いま、立ち止まってはいられない。

新しい価値、新しい未来を創造するために。。。



みなが共通意識を持って、国のために、世界のために
抜本的改革を行うならば、
それこそ、ひとつの ONENESS WORLD が築かれるだろう。




それができる日本を信じたい。