1/04/2008

ART とは何か...




私がリスペクトする各作家の金言をご紹介しよう。それは生き方そのものであると思う。


●レオナルド・ダ・ヴィンチ
   あくなき厳密さ ( オスチナー トーリゴーレ )

●コロー
   芸術の美しさは、我々が自然から受ける第一印象に彩られた真実にある。

●アンドリュー・ワイエス
   自分は抽象画家だと思っている。リアリズムを通って強烈なロマンティックな空想をめぐらしている。

●マーク・ロスコ
   精神的な思考の共通性を目指すもの。人の内的世界にわき起こる空虚な思い、人間を超えた存在を感じるもの。

●ピカソ
   画家はあらゆる事象にいつも注意を傾けている、敏感な政治的な生きものである。   

●松村外次郎(彫刻家)
   思想家はみな破壊者であり、保守的な殻を破った人たちだが、大衆はついていった。それは社会性があったから。保守的、マンネリの中では思想は生まれません。芸術も同じである。

●安井曾太郎
   自分はあるものをあるがままに現したい。迫真的なものを描きたい。本当の自然そのものをキャンヴァスにはりつけたい。樹を描くとしたら、風が吹けば木の葉の音のする木を描きたいし、歩くことのできる道路を描きたい。車が通っている道を描くのだったら、車の通る道を描きたい。人の住むことのできる家、触れば冷たい川、湖水の深さまで現したい。人ならば、話し、動き、生活する人を描きたい。その人の性格、場合によっては職業までも十分現したい。
   (題材について)理想的、回顧的なものは排したい。そういうものは今の自分には画家の道楽のように見える。自分はどうしても現代の生活文化の中に取材したい。...つまり、自分は物質的に今の時代をそのまま写したいのだ。画室内の絵を外の景色や出来事の連続にしたいのだ。 -「私のリアリズム」より-

●浅井慎平
   画家は自分の心の中をくぐってきたものを描いてはじめて人を感動させることができる。