3/30/2011

いま






細かく見ると

今年2月から大地震が世界中をかけまわっている




2011. 2.  4; インド東部(M6.4)
2011. 2.22; ニュージーランド(M6.3)
2011. 3.10; 中国雲南省(M5.8)
2011. 3.11; 日本=東日本大震災(M9.0)
2011. 3.24; ミャンマー(ビルマ)(M6.8)





心配や不安は、混乱した思考がうみだす


そして思考には、心配や不安を解決する能力はない



考えは考えをうむだけ


これは自我(思考)の策略といわれている


絶え間なく判断し、裁き、いまを否定する





この現実をどうとらえるか


この流れのなかでどう生きるか


いまという時を最大限に活用しているか


意識の向け方は、人間の進化に直結しているのではないか


そう思えてくるこの頃だ






今回の震災を自然宇宙の研究者たちは預言していた


この世には偶然はなく、すべて必然であるとする現象には


人間をたくましく鍛える偉大な知恵がひそんでいる




いましかできないことがわかると


無になり、がむしゃらに生きる心構えができる





傲慢さをすて、足るを知れば

いまあるもののなかで幸せを見つけることができる





悲惨な状況のなかでは、普通の生活にもどるまでの時間も必要だろう


ただし、意識が過去にとんだり、未来にとんだりしないこと


家族は愛をそそいで助けあい


無になり、知恵遊びをしながら


いまを生きること


自分をケアし


自分と仲直りすること


直感を信じること






よい、悪い、正しい、正しくないとメディアにふりまわされ


考えを右往左往させても 充実したときを過ごすことはできない


現場のプロたちは動いている





もし、前代未聞の結果がこようと、そのときはそのとき


事態はそのとき、また始まる


美しい地球のなかで


複雑な多くの問題を生みだしたのが人間ならば


知恵を使って 新しい文明を生みだせるのも人間の仕事


そういう時代がくるのを信じている











3/22/2011

3.11

















いつまでも忘れられないだろう 3月11日
東日本大地震、M9。







今回、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、
犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。





一週間はM3から6の余震が続きました。
今後、時間とともに減っていくでしょう。
今日もぐらっとありましたが、そう願いたいものです。


情報の混乱も見られました。
福島原発1〜4号機の破壊にともなうもの。
恐怖や不安におののき、パニックになりかねない
言論も多く報道されました。
これまでのデータを分析する方々は
私情を入れず、経験をむだにせず、
こういうとき程、リラックスして冷静に見る姿勢が
大事だと感じました。


昨日80代の方と10代の方が救出されました。
近くに冷蔵庫があり、ヨーグルトなど食べて待たれたそうです。
まだまだいらっしゃるかもしれません。
一筋の明るい光は、人びとのこころを照らします。
どんなに困難な状況の中にいても、
笑顔で照らす生命力の強さに気づかされる奇跡のエピソードは、
たくさんあるでしょう。


今朝のTVでは、
8歳くらいの男の子がインタビューに応えていました。
「大きくなったら何になりたい?」
「この町をよくするために、大工さんになる」
「いま、なにがほしい?」
「なにもいらない」


N.Y.の知人(日本人)からのメールでは、
「なんであなたの親は東京から逃げないの?」と同僚(米人)にいわれ、
「いま私たちに必要なことは逃げることではなく、助け合うこと。
一人ひとりが自分にできることをしながら助け合うことが必要なんです。」
と応えたそうです。
しかし、理解できないようだったと。


いまはただ、自分に何ができるかを問い
日々の生活を正し
遠くにいてもできることを行い
被災地の方の想いを感じ、祈り
さまざまな救助活動、献身的にボランティアに入られた方々を
敬意をもって見守っています。
そして、現場で懸命に汗する方々の勇気と尽力に感謝します。